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9/6 令和8年熊本地震支援活動『宇城市災害ボランティアセンターでの復旧支援活動』

執筆者の写真: 小さな一歩
小さな一歩
9月10日
読了時間: 5分

更新日:7 日前

 令和8年熊本地震により震度7の激しい揺れに見舞われた熊本県宇城市では、9月6日時点において市内8か所の避難所が開設され、約500名の方々が依然として避難生活を余儀なくされていました。

 当法人はこのたび、「宇城市災害ボランティアセンター」にて、全国各地から集まったボランティアの皆様とともに復旧支援活動を実施しました。

 参加者は、福岡県の九州国際大学付属高等学校吹奏楽部の高校2年生5名と顧問の西村先生、高校教員の長沼先生をはじめ、関西・四国から大学院生等2名、鹿児島県から保育士有資格者2名、関東から福祉系有資格者5名が参加し、合計16で活動にあたりました。


 九州国際大学付属高等学校の皆様には、前回の熊本地震や西日本豪雨災害の際にも復旧支援活動にご協力いただいております。長年にわたり継続的な連携をいただいていることに、この場をお借りして心より感謝申し上げます。


メンバー全員が一致団結して、被災された方々の生活再建に全力で向き合いました
メンバー全員が一致団結して、被災された方々の生活再建に全力で向き合いました
依頼主の方では搬出が難しかった大型家具を搬出・解体し生活再建を後押ししました。
依頼主の方では搬出が難しかった大型家具を搬出・解体し生活再建を後押ししました。
20㎏以上あるようなコンクリートブロックや落ちた瓦などを一つひとつ丁寧に軽トラックで搬出しました。
20㎏以上あるようなコンクリートブロックや落ちた瓦などを一つひとつ丁寧に軽トラックで搬出しました。

今回の活動

当日は台風の影響もあり、蒸し暑い気候の中での活動となりましたが、16名が2チームに分かれ、それぞれ別のお宅で支援活動を実施しました。幸いにもケガや熱中症等の発生はなく、依頼されたニーズに対して無事に対応することができました。


 支援先の一つは、高齢のご夫婦のお宅での復旧活動で、高校生たちを中心に、お二人のお話に耳を傾けながら丁寧に作業を進めました。大型家具類は軽トラックに積載できるように、電動丸ノコや両口ハンマーなどを活用して解体して、効率よく運搬することができました。

 活動終了後、ご家族から次のようなお言葉をいただきました。「地震以降、主人があんなに生き生きとしている姿を初めて見ました。笑顔を見ることもほとんどありませんでしたが、高校生や若い皆さんが私たちの話を丁寧に聞いてくださり、高齢の私たちだけではどうすることもできなかった大型家具まで片付けてくれました。本当に感謝しています。どうもありがとうございました。」

 また、ご主人は脚立を持ち出し、ご自宅の庭で育てられていた柿やイチジクを収穫し、「本当にありがとうございました。」と笑顔で手渡してくださいました。

 被災された方々の笑顔や温かいお気持ちに触れ、私たち自身も大きな力をいただく活動となりました。


 また、別の支援先では、地震でひび割れた壁や散乱した家財、割れたガラスが残るお宅で活動を行いました。家主の方は「これまでも何度か改装しながら住み続けてきたが、今回はもう全て壊さなければならない」と話されていました。私たちは思い出の品々を一つひとつ確認しながら搬出作業を実施。作業を見守る中で家主の方の表情も次第に和らぎ、ご家族の思い出を語ってくださいました。被災地で失われたのは建物だけでなく、そこに積み重ねられた暮らしそのものであることを、今回の活動を通じて改めて実感しました。


支援内容

◆壊れた大型家具の解体

◆軽トラック3台による廃棄物の搬出・運搬

◆傾聴活動

◆思い出の品々の分別・仕分け

◆倒壊したブロックの搬出

◆屋根から落下した瓦の搬出


使用機材

◆電動携帯丸ノコ

◆両口ハンマー

◆のこぎり

◆ドライバー

◆バール

◆軽トラック3台


安全対策

 活動にあたっては安全を最優先とし、電動工具の使用時には「丸のこ等取扱作業従事者安全衛生教育」を修了したスタッフ2名が対応しました。また、日頃から電動工具を取り扱っている消防団員も作業に加わり、安全管理を徹底しました。

 さらに、地震被災現場での活動であることを踏まえ、落下物による事故防止のため、当法人にて準備した作業用ヘルメットを着用し、安全に配慮した活動を実施しました。


思い出のつまった家財道具を丁寧に仕分けし、依頼主様とコミュニケーションをとりながら搬出しました。
思い出のつまった家財道具を丁寧に仕分けし、依頼主様とコミュニケーションをとりながら搬出しました。
両口ハンマーなどを活用しながら解体し、トラックに積載して依頼物品をすべて搬出完了しました。
両口ハンマーなどを活用しながら解体し、トラックに積載して依頼物品をすべて搬出完了しました。


おわりに

 高校生が参加するにあたり、鹿児島県から参加した保育士有資格者や20代の若者たちが常に学生へ声掛けを行い、全体への目配り・気配りを徹底してくれました。そのおかげで、参加者全員が安心して活動できる環境をつくることができました。

 また、九州国際大学付属高等学校の顧問である西村先生には、学生の参加に向けて多方面にわたりご調整いただきました。さらに、被災された方々のためにお子様の参加を後押ししてくださった保護者の皆様にも、心より感謝申し上げます。

 そして、このような災害支援活動を継続して実施できているのは、日頃から当法人の活動にご理解とご賛同をいただき、寄付や助成金、物資支援など様々な形で支えてくださっている皆様のお力添えがあってこそです。被災地へ赴くボランティア一人ひとりの活動の背景には、多くの支援者の皆様の温かいお気持ちがあります。私たちは、その思いを被災地へ届ける役割を担っていることを忘れず、今後も誠実に活動を続けてまいります。

 最後になりますが、貴重な時間を割いて活動に参加してくださった全ての皆様、そして平時より当法人の活動を支えてくださっている全ての皆様へ、改めて深く御礼申し上げます。本当にありがとうございました。



掲載している写真は個人情報に留意し、名札の氏名をぼかすなどの対応をしております。

今回の活動メンバー(役員等を除く) ⇒ こちらから

これまでの活動年表 ⇒ こちらから





 
 
 

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