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災害救援機器の使用訓練

 当法人では、様々な災害に対して、安全かつ迅速に救援活動を実施できるよう、各種電動工具などを整備するとともに、電動工具などを実際に活用した「機器使用トレーニング活動」を実施しております。機器によっては、けがなどのリスクを伴うことから、中核メンバーが、建築関係の「特別教育」「安全衛生教育」などを積極的に受講し、研修を受講したスタッフが、機器の安全な使用方法などを各メンバーに伝えるようにしております。訓練にあたっては、ボランティア同士の交流の場としても意識をし、平時からボランティア同士が関係を構築することで、発災時の活動をチームとして円滑に実施できるように配慮しています。

多世代で交流しながら、機器活用のトレーニング

実際の木材などを活用して、丸ノコや、チェーンソー、インパクトなどを安全に活用し、キットを使わずに、災害時にも活用しうる「小屋」を素人メンバーで8時間で完成させました。

災害救援活動などで使用する「電動工具」などの各種機器の使用トレーニングを兼ねて、ホームセンターで手に入る2×4材やコンパネを活用して作った「小屋」です。場所は、埼玉県の吾野宿の大河原様の敷地をお借りして実施いたしました。床材の強度は、専門の設計士さんに監修いただくことで、安心して活用できる小屋としました。窓には、コロナが5類に移行して活用しなくなった、「アクリル板」をリサイクルして活用し、SDGsにも配慮した企画としました。窓は、2×4材に、電動トリマーで溝を切り、そこにアクリル板をはめこんで製作しました。

小屋は災害発生時に「着替えスペース」「授乳室」「感染症発生時の隔離部屋」「移動型図書館「炊き出し用のキッチン」「仮説診察室」などとして活用することをイメージして製作しています。メンバー全員で協力することで、けがもなく、たったの8時間で立派な小屋を完成することができました。ここで培った技術・チームワークを今後の災害救援活動において活かしていきます。また、今後も継続的に各種機器の使用訓練を実施して参ります。

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