石川県災害対策ボランティア本部様を通じて、能登半島地震の被災地である「七尾市災害ボランティアセンター」にて活動してきました。七尾市は、能登地域で最大のまちで、人口47,000人が住んでいる地域で、能登半島地震により約13,000棟もの家屋が被害を受けました。七尾市では、5月8日にようやく公費解体が始まったものの、6月23日時点で公費解体の申請があった2,158棟のうち、解体完了は6棟と、全体のわずか0.3%未満にとどまっており、復旧活動の遅れが大きな課題になっているものことでした。
【救援活動の内容】
今回の活動メンバーは、埼玉県在住の20代から70代までの4名で、6/28(金)23時に川越を出発し、現地に向かいました。当日七尾市ボランティアセンターには、100名を超えるボランティアが集合していました。災害ボランティアセンターでのマッチングの結果、我々は仮の災害ゴミの仕分け場での活動となりました。約40名のボランティアで、市内各所からの災害ゴミを丹念に仕分けし、指定の集積場まで搬送する活動でした。当日の天候は快晴、気温もあがったため、活動メンバー同士で声をかけあいながら熱中症予防に努めました。今回は、直接被災された方々とお話しすることなかったですが、現地の方々だけでは対応が難しい「災害ゴミの分別と運搬処分」の作業を後方からお手伝いすることができました。次回は、被災された方々の復旧に直接関われるような作業でお役に立てれば良いかと思いました。お忙しいなか今回参加された皆さん、どうもありがとうございました。
福島
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