東日本大震災から12年経過した気仙沼に行ってきました。
東日本大震災発生時、当法人が救援活動でご縁をいただいた、お寺さん(当時民間避難所として地域に開いていたお寺)からの要請により、気仙沼仏教会様による「東日本大震災被災物故者 十三回忌慰霊法要式典及び千葉公慈先生(東北福祉大学学長)の講演会、賀川広重画伯展示会」のスタッフとして参加させていただきました。当法人からは、社会人3名・学生3名が参加しました。現地では、地元の方をはじめ大阪大学、立命館大学の学生さんもボランティアとして参加、他のボランティアさんとともに設営、会場、受付、誘導等のお手伝いをさせていただきました。
当日は、晴天とはなりませんでしたが、会場となった「気仙沼市民会館」には多くの方が集まりました。式典は、厳粛な雰囲気の中で執り行われ、その後千葉先生の講演となりました。テレビ番組「ぶっちゃけ寺」でもおなじみの千葉先生は、優しい語り口で心に響くお話をされていました。あわせて賀川広重画伯による巨大な水彩画等が展示されました。「共徳丸と海」と題した水彩画は横16.4m×縦5.4mもあり、津波で内陸深くまで打ち上げられた共徳丸が描かれていました。また、被災各地の様子を描かれた絵も展示され、参加された方々は、震災当時のことや、震災後からこれまでのこと、そしてこれから先の未来への思いなど、それぞれの状況に応じて震災と復興への思いを馳せていたように思います。
活動を通して地元の方、学生、多職種の方と交流もでき大変有意義な時間でした。気仙沼の復興計画・復興の設計に携わった方ともお話しする機会もあり、街の人たちの想い、街づくりのコンセプトを聞くこともできました。
現地の方に、震災時のお話や祈念公園等にもご案内いただきました。お忙しい中ありがとうございました。活動に参加して下さった皆さまも、本当にどうもありがとうございました。
福島
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