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  • 執筆者の写真一歩 小さな

9/21 「令和元年台風15号千葉災害支援」第1回 館山市災害ボランティアセンターでの支援活動と南房総市・鋸南市・館山市の視察

【視察状況】

 9月9日、千葉県等を中心として各地に甚大な被害をもたらした、台風15号。今回活動させていただいた館山市においては、観測史上最も強い、風速50メートルを超える強風が吹き荒れ、住宅の損壊や電柱等の倒壊のほか、各地でライフラインへの被害も発生しました。

今回視察を行った中では、特に家屋の損壊による、雨水の侵入と、それに伴うカビの発生など、衛生環境の悪化を懸念する声が多く聞かれました。被災された方の中には、高齢者夫婦世帯や高齢者の独居世帯も多く、屋根上作業などは実施が難しいうえ、復旧作業の依頼をしても、作業員の不足により、なかなか作業を行えず、心理的な負担を強く感じている方が複数おりました。市のボランティアセンターには、被災された方が、早朝から足を運び、窓口で「一刻も早く復旧作業員を派遣してほしい」と、強い口調で訴えている方の姿もみられました。

【館山市災害ボランティアセンターでの支援活動】

 今回は、館山市災害ボランティアセンターを通じて、台風により被害を受けた、個人宅の復旧活動のお手伝いをさせていただきました。強風により、太い木の倒木や、屋根瓦の飛散、トタンの屋根が飛んでしまうなどの被害が出てしまったお宅で、瓦の撤去作業や、倒木の切断・撤去作業、トタン屋根の解体・撤去作業等のお手伝いをさせていただきました。作業チームは、東京3名、山形県1名・栃木県1名の5名にて行わせていただき、1日の作業を通じて、復旧に向けた一歩を、前に進めることができました。災害ボランティアセンターの運営では、県の社会福祉協議会や各地の社会福祉協議会などから職員が派遣されていたほか、全国各地から多くのボランティアさんが集まっておりました。

まだまだ、復興までは多くの人手と時間を必要とする状況であることから、今後も皆さまのご協力をいただきながら、微力ながら活動を継続して参ります。ご支援・ご協力をお願いいたします。


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