東日本大震災発生から丸8年、当法人では継続支援として毎年実施している「3.11一斉捜索活動」への参加のため、3月10日・11日の2日間で、気仙沼に行ってきました。
メンバーは埼玉県より復興支援入間まごころの会の栗原様、柳内様・岡野様・会田様・原様、そして当法人の福島氏の6名です。
【3月10日】
初日は、3/10開館したばかりの「気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館」(気仙沼向洋高校旧校舎)へ足を運びました。シアターでは、地震発生から津波の襲来などをリアルに写しだす動画を視聴し、その後、4階建ての最上階まで浸水した南校舎や車が校舎内に流れ着いた3階部分などを見学するなかで、津波の脅威や震災の教訓を改めて胸に刻むとともに、被災された方々の思いに寄り添わせていただきました。
夕方は、震災以来、懇意にさせていただいている気仙沼市内の元避難所である「青龍寺」を訪問し、犠牲者の皆さまに手を合わせてきました。夜は、ボランティアが多く集う「気仙沼市のゲストハウス架け橋」に宿泊させていただき、学生さんたちと復興支援について意見を交換することもできました。
【3月11日】
翌、3/11は、気仙沼復興協会主催の「行方不明者一斉捜索」に参加予定でしたが、風雨の悪天候により急遽中止となってしまったため、予定を変更して、原発事故による影響が今なお続く「福島県浪江町」「冨岡町」の帰宅困難地区を視察して参りました。
今回の活動にご参加いただいた方々、復興支援入間まごころの会様、職員を派遣してくださったサンタの森様、そしてご支援いただいている多くの皆さまに改めて感謝申し上げます。