今回は、昨年7月に発生した西日本豪雨災害の継続支援活動として、倉敷市災害ボランティアセンターを通じた復旧活動のお手伝いをさせていただきました。 活動に際しては、中央共同募金会様の赤い羽根ボラサポ助成金のご協力をいただき、夜行ボランティアバス(小型バス)を運行いたしました。東京・埼玉から13名(メンバー11名・ドライバー2名)で現地入りしました。
■活動場所について
今回活動させていただいた、真備町は、高梁川と高梁川の支流である小田川にはさまれた倉敷市のベッドタウンで、、大雨により小田川が複数の箇所で決壊、最大で5.4mもの高さまで浸水したとのことでした。
■真備町での災害ボランティア活動
1月26日(土)のボランティアは総勢138名、雪が降り、大変厳しい寒さのなかでの活動となりました。 ボランティアセンターにて、黙祷を捧げ、センタースタッフから活動の説明をうけたあと、現場に向かいました。 男性メンバーは、豪雨で浸水してしまったお宅の解体作業、女性メンバーは、浸水してしまったお部屋の清掃作業のお手伝いをさせていただきました。解体作業は、土壁をバール等で壊し、中にある竹の組み木を外す作業でした。解体時にでる大量の土ぼこりに、悪戦苦闘しましたが、グローブにゴーグル、マスクをつけて、皆で何とか1階部分については、目処をつけられたように思います。 往路のバスでは、参加者に洪水当時の写真や、真備町の浸水域マップ、ハザードマップなどを入れた配布資料をお配りしたほか、過去に真備町でのボランティア経験のあるメンバーが、ボランティア活動時の注意点、これまでの活動時の様子などをお話しすることで、初めての参加でも安心して活動できるよう配慮しました。
■概要 ・1月25日(金)夜東京発~1月27日(日)東京帰着 ・バス会社 : セイフティ観光 ※運転手2名 ※小型バス ・旅行会社 : スマイルツーリスト ・活動場所 : 岡山県倉敷市災害ボランティアセンター ・参加人数 : 13名(メンバー11名・ドライバー2名) ・参加者 : 大高幹、大高拓、栗原マロン正明、柳内三枝、松村郁美、田村彰弘、北村拓也、高村翔輝、福島和彦、渡部和史、宮園崇弘、ドライバー2名 ・助成金 : 中央共同募金会ボラサポ7月豪雨災害
中央共同募金会のボラサポ7月豪雨災害にご寄付、ご協力いただきました、多くの皆様に改めて感謝申し上げます。 また、お忙しいところ、今回の活動にご参加いただいた皆様、日頃から当法人の事業をご支援いただいている皆様に、深く感謝申し上げます。
今回は、急な活動内容変更に加え、参加予定者のインフルエンザ罹患、学生は学校の大会などが重なったことで、比較的少ない人数ではありましたが、メンバーに恵まれ、長い道中や、活動時も含め、とてもあたたかい雰囲気で最後まで活動を終えることができました。
今後も災害等に向き合い、被災された方が1日でも早く、一人でも多く、日常の生活に戻ることができるよう、世代や地域をこえた繋がりを大切にしながら、活動を継続して参ります。
今後とも変わらぬご支援を何卒よろしくお願いいたします。 以上