当法人では大阪北部地震発生以降、電話にて現地情報の収集に努めて参りました。
高槻市社会福祉協議会によると、6月19日現在、震源域である高槻市内において、他県からの緊急的な支援を要するような福祉施設等の大きな被害は出ていないとのことです。水道管破裂による断水も昨日の夜間に修理が完了した地域も出てきており、物流もほぼ全域で通常通りに戻っているとのことでした。震源域の近くに立地し、NPO法人など、比較的広域的な支援を受けにくいと思われる法人の各種福祉施設に電話で状況を確認させていただいたところ、物が落ちたり、外壁の被害など、物的な被害が中心で、今回確認させていただいた全ての施設において、施設職員は全員出勤できており、今のところ他県からの緊急的な支援を必要とするような状況ではないとのことでした。一部断水により入浴ができない福祉施設はあるとのことでしたが、一部地域であり断水も改善傾向にあるため、こちらについても現時点では他県からの緊急的な支援を要する状況ではないのではとのことでした。
以上のことから、現時点におきましては、この度の大阪北部地震発生に対する現地福祉施設等への直接的な支援や募金活動等は実施しない方向とさせていただきます。また、現地の状況の確認のため、現地社会福祉協議会等にも相談のうえ、当法人スタッフの派遣につきましても現在検討と調整を行っております。
災害は刻々とニーズや状況が変化いたします。余震のま発生状況や、被害の拡大など状況が変化した際には、緊急的な支援を行えるよう引き続き準備して参ります。
皆様からのご支援が必要になった際には、どうかご協力をお願い致します。