■3月11日(日)「気仙沼 一斉捜索活動」
震災から7年。いまなお220名の方が行方不明となっている気仙沼市で、一斉捜索が行われ、継続事業としてメンバーとともに参加させていただきました。当日は、警察・海上保安庁・ボランティアの総勢160名。
気仙沼市幸町の大川の河川敷を重機も使い、手掛かりとなるものを探しました。この場所は、3年前から地元から要望がありましたが、地権者との問題もあり今回初めての捜索となった場所です。北は、青森県。南は、福岡県からボランティアとして参加しており、度重なる自然災害の教訓や地域を超えた助け合いの活動が徐々に社会に根付いてきていることを改めて感じました。
昼食は、例年通り自衛隊による炊き出しカレーが提供されました。ほっとするひと時です。
今回の捜索では、個人が特定出来る物を6品発見することができました。持ち主さんにかえると良いですね。手がかりさえも見つからない中で、死亡届を出したり、葬儀を行うことになる、行方不明者の方のご家族の想いは、本当にはかり知れません。微力ではありますが、被害にあわれた方、ご家族の想いに寄りそい、今後もお手伝いを続けたいと思います。
午後2:46、地震発生時間には、全員で海に向かい黙とうをささげました。
■3月10日(土)「福島県 除染活動のヒアリング」
福島県福島市で除染活動を行っていた団体【花に願いを】さんにお話を伺いにたちよりました。
震災直後、遅々として進まない除染を、有志で行っていた団体です。以前、お手伝いをさせていただきました。現在は、除染は国の管理で行っているそうですが、中間貯蔵庫の問題があり、今なお民間の土地に置いてあるものもあるそうです。震災発生から現在に至るまでの、大変貴重なお話を伺うことができました。
活動参加者:栗原マロン正明様・会田浩司様・柳内三枝様・福島和彦
★ご協力いただいた皆さま、そして所属職場の皆さま、どうもありがとうございました。★