熊本地震復旧復興支援。東京の医療ソーシャルワーカーの小谷野悠介氏が率いる、サックスカルテット「Kind of Blue」とともに、これまで介護職の派遣事業等で連携させていただいた益城町のデイサービス「くらら」で、ストレスケアと回想を目的とした演奏会を実施させていただきました。
コーディネーターは当法人社会福祉士の宮園崇弘氏、健康運動指導士の福島和彦氏。思い出の名曲を、バリトン、テナー、アルト、ソプラノの迫力ある4重奏で生演奏し、利用者さんからは笑顔と大きな拍手は湧きあがりました。進行ではイントロクイズ形式を取り入れるなど、認知機能に働きかけるようなプログラム構成で進行しました。
また、これまで介護福祉士として2回ほど熊本の施設でボランティア活動をしてきた丸田浩子氏が、職場のこひつじデイサービスわが家(葛飾区)で絵手紙講師をつとめる田口峯子氏のご指導で利用者さんと一緒につくった手作りプレゼントを全員にお配りさせていただきました。温かみのある「クリスマスカード」と「まつぼっくりのツリー」のプレゼントを手にして、利用者さんからは笑顔がとても多くみられました。熊本地震をきっかけに、熊本と東京の利用者さん同士が繋がれた瞬間で、活動を通じた継続的な繋がりが実感できた企画でした。
活動の実施にあたってご協力いただきました、デイサービスくららの皆さま、「Kind of Blue」の皆さま、助成事業でご支援いただいております、日本財団様、本当にどうもありがとうございました。