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11/18地震被害があったエリアの学童保育クラブへの保育士派遣【日本財団助成事業】

執筆者の写真: 一歩 小さな一歩 小さな

熊本地震復旧復興支援活動。被災したエリアの学童保育クラブで、繁忙期である夏休み期間中に保育士の有資格者派遣事業を行った、上益城郡嘉島町の学童保育クラブへ、夏に派遣した田村彰弘氏を派遣しました。夏休み中とうって変わって、現場もだいぶ落ち着いてきている様子で、子どもも職員も安定してきている様子でした。

学童のみんなとの再会 ~地域をこえた繋がりと絆~

保育士 田村彰弘

保育士として夏休み期間に約3週間、上益城郡嘉島町の学童保育クラブでボランティア活動をさせていただき、今回は約3か月ぶりの熊本訪問でした。

活動内容は、学童保育クラブの保育補助と保育の実施でしたが、久しぶりに訪問した私を、職員・子どもも温かく歓迎してくれました。

夏休みのボランティア活動の時に私が力を入れて取り組んだ遊びで、「将棋」や「王様じゃんけん」、「けん玉」などを1、2年生中心に今回久しぶりにやると、みなとても上達していて、夏に取り入れた遊びを職員の皆さまが日々の保育を通じてしっかりと繋いでくれている印象を受けました。将棋については、大会にチャレンジする子も出てきているほどで、けん玉も取り組む子どもの数が増えており、あそびを通じて異年齢での関わりも深くなっている様子がうかがえました。

学童園舎の復旧作業がいまだに完了していないため、保育場所は依然として学校の空き教室を活用した仮スペースでしたが、その生活に子どもたちもだいぶ慣れてきている様子でした。余震活動が以前より落ちついてきたことや、子どもたちの中であそびが安定して気持ちに余裕ができたこともあってか、職員も以前より笑顔が増えた印象を受けました。

災害をきっかけに、外部からのボランティアという立場で、子ども達と関わらせていただく機会をいただきましたが、外部の者が保育者として関わらせていただくことは、想像していた以上に、子ども・職員双方にとってよい機会になったことを感じた今回の訪問でした。

本当の意味での復興までは、まだまだ時間がかかるかと思いますが、遠く東京から熊本の皆さまが1日も早く穏やかな生活を取り戻すことを願い、また機会があったら訪問させていただきたいと考えております。どうもありがとうございました。


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