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  • 執筆者の写真一歩 小さな

熊本地震 :緊急支援の方向性

日頃から、当法人の運営に多大なるご協力を賜り、心から感謝申し上げます。

 熊本地震が発生してから1週間が経過しようとしておりますが、依然として現地では、大規模な余震が繰り返し発生しており、避難生活の長期化により被災された方々は大きなストレスの中で生活しておられます。

 現在、熊本空港の航空便が徐々に復旧し、避難所を中心に徐々に支援物資は被災された方々のもとに届くようになってきております。しかしながら、避難所での集団生活が困難な、高齢者や障がいを持つ方、児童などの多くが傾いた自宅や車、屋外等での生活を強いられている状況となっております。福祉施設の建物も被害を受け、ある避難所には多数の認知症の方が避難生活をし、集団生活に馴染むことが難しく極度の不穏状態になっているとの情報もありました。自宅が被災してしまった施設職員も多いため、限られたスタッフでの大変厳しい状況のなか介護を提供し、疲労の限界にきているところもあるとのことでした。被災されたみなさんが、1日でも早く、1人でも多く、心おだやかな生活に戻れることを心から願うばかりです。

 いくつかの市町村では災害ボランティアセンターも明日からボランティアの受け入れを開始するとのことで、当法人としましては、支援の行き届かない被災者の方、避難所での集団生活が困難な援護を要する方を主な対象として、出来る限りの支援をしていきたいと考えております。災害ボランティアセンター等、現地との最終調整を丁寧に行ったうえで、第1回目の緊急支援活動としては、平成28年4月24日(日)に現地入りの予定で準備を進めております。

 調整が完了次第改めてこちらでご案内をさせていただきます。よろしくお願いいたします。


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