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  • 執筆者の写真一歩 小さな

災害支援活動:台風による常総市内の大規模水害への復旧支援活動

昨日入手した情報をもとに、本日7名のボランティアとともに常総市内入りし、水害で被害をうけた高齢者世帯の支援活動を行いました。常総市内では洪水の影響でほとんどの橋が寸断され、幹線道路も市内の重要ポイントが冠水のため通行できない状況でした。水害の被害があったエリアに行くには常磐自動車道の谷和原ICが最寄りであるが、道路冠水のため矢田部ICから小貝川を越えて常総市内に入りました。通行できる橋がほとんどないため、大規模な渋滞が発生。水害発生後間もないことから、ボランティアはまだ少なく、行政側でこれから受け入れ態勢を整えようという段階でした。従って常総市内の支援体制は、報道等で流れていた、決壊現場付近には支援者が多く、決壊ポイントから離れた被災地域では被害こそ甚大であるものの、全く支援の手がなく、完全に2極化している状況でした。決壊現場付近は多くのボランティアが来ていたことから、我々は行政のボランティア調整が行き届かない小保川地区で支援活動を行いました。小保川地区は決壊現場から直線で約2㎞、田園地帯が広がる中に集落が形成され、住民の多くが高齢者となっているエリアで、道路も完全に陥没して車両の通行ができない状況に陥っていましたが、支援者の姿はありませんでした。住民も、「高齢者ばかりで、濡れた畳や下駄箱、ソファーなどはとても持ち上げられないのでお手伝いをお願いしたいが、停電で電話も通じない」という状況でした。今回は高齢者世帯でお手伝いをさせていただき、泥かきや、流された家電製品の運搬、室内の泥かきと清掃、家具の屋外への搬出、畑の清掃活動等を行わせていただきました。住民は、当時の状況について「大きな角材や冷蔵庫が流されてきてまるで津波のようだった」と話していました。今回の活動を通じて、支援が行き届かないエリアでの要援護者等を対象とした復旧支援に一定程度寄与することができました。1日も早い復旧・復興をお祈り申し上げます。

活動にご協力いただいた皆さま、活動場所で飲み物や果物等を提供下さったN様、本当にどうも

ありがとうございました。


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