
東日本大震災の復旧・復興支援活動。今回は宮城県浦戸諸島の朴島で高齢者を対象にサロン活動を実施した。浦戸諸島には、人が住んでいる島が4島あることから、今回が4島のうち実施が最後の島となる。初めて島を訪問したが、そもそも島に住んでいる住民は20名ほどで、牡蠣の養殖が最盛期を迎えている時期であることもあり、参加者がなかなか集まらなかった。従って、スタッフで島内の各家庭や養殖の作業場を個別に訪問して、生活状況の確認を行ったり、サロン活動の案内、簡単な参加型のレクリエーションを行った。漁業などの地域産業の繁忙期に配慮して実施の時期を調整する必要性があること、住民の数が少ない島ではそもそも集団プログラムを前提としたプログラムの展開は現地のニーズとマッチしないことが今回の企画を通じて把握できた。施設の借用や調整・準備等々で全面的にご協力いただいた、NPO法人浦戸福祉会の中井様、一般社団法人しぶきの伊藤様、本当から島の移動で船を操船して下さった皆様、本当にどうもありがとうございました。
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