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災害支援活動:宮城県気仙沼市の離島「大島」の状況視察と、冬至のゆず湯用の「ゆず」の寄付

執筆者の写真: 一歩 小さな一歩 小さな

東日本大震災の復旧・復興支援活動。前回の活動で被災地域の中でも「離島」が復旧活動がなかなか進まない状況が見えてきたことから、今回は気仙沼市の離島である「大島」にわたり、現地の現状と抱えているニーズについて介護保険のケアマネージャとともに聞きとり調査を行った。聞き取りにあたっては、質問紙などは特に用いず、自由な形で震災後の状況と現状について語っていただく形とした。大島では震災当初、島内各所で火災が相次ぎ今なおその爪痕が強く残っていた。人口及びボランティアが多く集まる気仙沼市の離島であり、汽船によるアクセスも良いということで、瓦礫等の撤去は本島並みに進んでいる状況であった。しかし津波による浸水の影響で居住できるエリアが限られているほか、産業がまだ復旧できていないことによる就労の問題で、島を離れ本島へ渡る人が非常に多くなっていること、それにより復旧活動を進めていく若い世代が少なくなってしまっていることが復興にあたっての課題点になっているとのことであった。物流についても、島内の商店が復旧しているほか、気仙沼市内で復興商店街等の復旧が進んでいることから、「桂島」等の浦戸諸島と比較すると、住民の生活上の困難は少ない状況であった。活動にあたり協力して下さったみなさま、どうもありがとうございました。


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