top of page

災害支援活動(視察):宮城県沿岸部~茨城県沿岸部の各漁港での漁港内の水中の瓦礫等の状況を調査及び危険物の撤去作業。(水中カメラ使用)

執筆者の写真: 一歩 小さな一歩 小さな

東日本大震災の復旧・復興支援活動。これまでの活動や電話でのニーズ確認を通じて、復興過程においては、産業の復旧が大きな課題となっている地域が多いことが確認され、特に世界三大漁場とも言われる三陸沖を漁場として持つ、漁業の復興は東北地方が復興する上で、最も大きなカギとなると考えていた。しかし、多くの漁港では港内にいまだ多くの瓦礫が沈んでおり、漁港としての機能を再建していくにも課題が多いとのことであった。そこで、今回は実際に沿岸の漁港を水中カメラを使用して港内の状況を確認し、危険のない範囲で木材やゴミなどの瓦礫の引き上げを行った。実際に水中を確認すると、破壊された防潮堤の残骸や、消火器、自転車、家具の棚など色々なものが水中に沈んでいるのが確認できた。茨城県の北部の各漁港では、福島第一原発の事故の影響で漁業の操業が再開できていないため、漁港は震災当時のまま改修工事等も行われていない状況であった。単に津波による被害だけでなく、放射能問題によって産業の復旧自体がやりたくてもできない地域など、地域による実情の違いを実感した。今回の活動に資機材の面で協力して下さった方、資金面


閲覧数:0回0件のコメント

最新記事

すべて表示

12/23「赤い羽根 社会貢献セミナー2024」に参加しました

2024 年12月23日(月)14:30~17:00まで、社会福祉法人中央共同募金会様による「社会貢献セミナー2024」が開催され、当法人からも2名の中核メンバーがオンラインで参加させていただきました。  セミナーにおいては、中央共同募金会様の被災地支援プログラムについての...

11/14「ボラサポ・令和6年7月大雨」災害助成事業の助成が決定しました

この度、中央共同募金会様による「ボラサポ・令和6年7月大雨」災害助成事業において、助成金の決定をいただきました。中央共同募金会様及び、中央共同募金会様にご支援をいただいております企業や個人の皆さまに心より感謝申し上げます。助成いただきました資金は、7月大雨災害で被災された方...

bottom of page