令和5年9月10日、関東大震災発生から100年が経過したことを受けて、都内で実施している防災イベント「第11回 首都防災ウィーク」にボランティアとして参加させていただきました。このイベントは、内閣府や東京消防庁・国土交通省・東京都・墨田区などが後援しているイベントで、東京都墨田区両国にある「横網公園」にて開催されました。
【活動の内容】
今回は、大船渡市認定の“サンマ焼き師”として「大船渡サンマの炭焼き」のお手伝いをさせていただきました。大船渡より水揚げされたばかりの新サンマが直送され、岩手県産の炭を使用してふっくらジューシーに焼き上げ、無料で1000匹を配布、天候にも恵まれて多くの人がサンマに舌鼓を打っていました。
当日の最高気温は33度、炭の近くのテント内は40度ほどになっているような状況のなか、サンマ焼き師のボランティアなど約50名が協力してサンマを焼き上げ15時頃には、配布終了となりました。
【防災の重要性を実感するフォーラム】
当日は、関東大震災で犠牲になった方々のために公園内に建てられた慰霊堂において、「防災フォーラム」も同時開催され、東京都立大学名誉教授による「つながりあう防災~障がいや年齢を超えて~」をテーマとした基調講演なども行われました。迫り来る首都地震を前に、住民同士の互助の大切さや日頃の関わり合いの重要性、障がいや年齢によらず、誰もが安心できる社会の創造などについて議論がなされ、参加者の皆さまにとっても、防災について考えるきっかけになりました。また、慰霊堂では震災当時の展示などもあり、写真や展示物で当時の様子をうかがい知ることで、防災意識を強く強く持つ必要性を改めて感じる機会となりました。
ご協力いただいた皆さま、どうもありがとうございました。
福島
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